四方山キノコ好き 僕は塾で授業をしていたり生徒対応の時の不意の下ネタにも別に動じずうまいこと捌いていました。中にはぜんぜんダメで授業がしどろもどろになる先生もいたので、鍛える必要があるといえるでしょう。 さて、マッシュルームカットだったおもしろい生徒がいてあだなはキノコ。何のひねりもなくキノコ。こちらもあだ名で呼びますから、キノコ=その生徒、という図式がその学年ではできあがっていました。 とある授業中、「今日は早く帰るんだ」という女の子あり。訳を訪ねてみると、「だって家でキノコがまってるんだもん!」と言うじゃあないですか。たまたまキノコは来ていなかったため、みんな顔が「え?!」となっている。さらに女の子の暴言は続く。 「早く帰ってキノコ食べるんだ!」みんな思考の方角が確実に一点に向いているらしく、顔を赤くしている女の子までいるじゃないか。おいおい、いくらなんでもここまであけすけに語る話題じゃないだろ〜。とひとしきり「キノコ好きだったのか?!」「うん、大好きだよ」という授業中とは思えぬ発言が続く。 そう、実は家に産地直送のキノコが届けられたとかでそれを早く食したいと言うのが真実だったわけですが、それにしたって、キノコ食べちゃいたいとか授業を妨害しようとしているとしか思えない、おそるべし中学生。 とはいえ性質の悪い僕は笑いをそれで得つつ授業を普通に終えて、休み時間に「たっぷりキノコ入り」とかいうカップラーメンを買ってきて、「僕もキノコ食べちゃう」と彼らに見せてから食べるのでした。 前のページへ戻る | ||