四方山そうだ、京都行こう 学生の頃は京都一人旅をしたほどに、京都を歩き回っていた頃がありました。僕は基本的に歩いて回るほうが好きなので、地図を片手にブラブラしたものです。 たいがいの有名スポットへは行ったと思いますが、有名スポットでもガイドの写真に騙されて、行ってもがっかり、ということもあったりしました。実に巧妙に撮影されているものです。 そんな巧妙かつ、幻想的に映像化され、しかも有名で幻想的な雰囲気を醸し出している場所が、伏見の稲荷神社。かつてJRのCMでも流れていた千本鳥居で有名な所です。朱色の鳥居がおくまで続いていくさまは、本当に幻想的で、吸い込まれるように足を運びたくなります。 しかし、ずんずんと入って行ってはいけません。行ってもいいですが、入り口が見えるぐらいで引き返すのが吉です。 僕が行ったのは寒さもひとしおの3月半ばの4時半ごろ。最初は有名な鳥居を見上げながら歩いていましたが、なぜかすれ違う人が上着を脱いで、息を切らしているのです。 なぜか? 伏見稲荷神社は一つの山で、そこに鳥居を無数に立てたのです。よって、奥へ進む=山登りをするになるのです。それと知らず登っていくと、最初は見上げていた視線もいつしか階段を見つめるように下向きとなり、暑さで上着を脱ぐ羽目になります。山を下りた時はすっかり辺りも暗く、疲労困憊。 しかも鳥居がきれいなのは最初の方だけで、後ろから見ると寄進された方?の名前が大きく書いてあったり、なぜか後ろ側は朽ち果てていたりと、幻想的からは程遠い風景に成り果てます。そうはいっても面白味はあって、どんどん小さな鳥居になっていって、最後は30cmくらいの鳥居がちんまりとたたずんでいる様はほほえましくもなります。 個人的には「行ってもいいけど、すぐ折り返す」ということを肝に銘じるべきだと思います。 あんまりお勧めできません! 前のページへ戻る | ||