四方山過去帳 歴史に興味があると、自然自分の家はどのような過去をもっているのだろうかと思うときがあるかと思います。僕もその分に漏れず、自分の家について調べたことがありました。 我が家は徳川家の御典医だったと聞いておりますので、調べる方法は多少あるわけですが、身近に見られる史料として過去帳がありまして、祖父の家に行って見せてもらったことがありました。 我が家の過去帳は、江戸の末期から載っておりますが、本当だったらもっと載っていたはずなのです。どうも寺で火事があり、その時に過去帳は焼けてしまったそうです。住職の家の過去帳だけはしっかりとってあるという、君はいったい誰のおかげで暮らせているんだ?と思わなくはない状況なのですが、そんなこんなで江戸時代以降の過去帳だけがあるということになっています。 さて、祖父にはそのように伝えてありましたので、家に行くやいなや祖母がすぐに「これよ」と出してくれました。 早速、見せていただきました。なるほど、江戸末期から出ています。話のとおりです。そこで、もってきたカメラで写真撮影をしようと思ったら… シャッターが下りない 何度押してもシャッターが下りない。離れて望遠などを駆使すると撮れるものの小さくて文字が判読できない。接近して文字が読める距離だとシャッターが下りず、離れると撮れる。 これはもう、摩訶不思議な力が作用しているとしか思えない。やはり「これよ」と見せてもらう前に墓前に参るべきであった。若干順番が変わってしまったのがまずかったか。 過去帳を記録して帰るために祖父の家へ行ったのに、記録ができずに帰るわけにいかず。コンビニへダッシュ。 ぶい〜ん、とコピーで記録。ご先祖様ごめんなさい。 前のページへ戻る | ||