四方山評定2→? これはあくまで事例と言うことで。成功事例と言っていいか、これは指導とは言えないので失敗事例と言うべきか。とりあえず生徒と保護者のニーズは満たしたという点においては大成功だった事例です。 ある高校3年生の女の子が入塾。指定校推薦を取りたくて、そのために現状で問題のある英語か古典の評定をあげさえすればいいのではと自己分析してやってきました。僕は古典を指導することに。 聞くと評定は2で、テストではだいたい50点前後とのこと。大学へ行って古典を使うことはないともヒアリング。2から3へあげたいとの希望があったのですが3はつまらないから4にしようと僕。そんなの無理だよ〜という顔つきの女の子。 授業では受験が関係ないので学校のテキストを解説。文法、訳などを解説し理解させていきまして、1学期の7月のテストを迎えました。58点。ケアレスミスがなかったら64くらいでした。 このまま行ってあと1回のテスト結果でもって評定4は難しい。方針変更。暗記力はガッツがあった子なので何とかなるだろうと踏んで、解説することはやめて、ひたすら出ると予想されるところを覚えてもらう。 幸いにも2学期最初のテストは漢文だったので、100点も夢ではない科目。女の子にしてみると古典がだめなのに況や漢文、という状況。それを、漢文と思うな、パズルと思え!と返り点をマスター。 徹底的に白文でもスラスラ読め、返り点も打てる状態にして、意味は何となく通して言えて、文法的に要チェックのところは重点的に覚え、文学史も僕がゴロを作って覚えさせる。暗記がハードで授業ではひたすらそのチェックになるので、授業はうって変わって気楽に楽しみながら。でも覚えないと帰れない(ということは一度もなかったけど)という一言でぴりっと締まりつつ授業。 結果97点。学年トップ。3点はケアレスミス。まさに三桁も夢ではなかったわけだ。女の子大喜び!テスト中に覚えたことが次々に出てくるので「先生出てるよ!出てる!やったよ、これ!」と笑いが止まらなかったそうです。家庭でもあの先生の言うとおりにすれば点があがる!と絶賛。学校の先生も驚いて、今までの点は何だったのか?と呼び出し付き。 評定は見事4!有言実行です。次にあった古典のテストでも86を取り、好き嫌いは別として古典は得点源となったのでした。晴れて指定校も取れ、大学へと進学していきました。 ちなみに英語は最後まで評定が変わらず。僕のように大胆に指導変更できなかったから、最後まで必死に解説していたのでした。生徒の性格、特性やニーズを見極めて変えていかないと、上がるものも上がらない。 英語担当の先生には、別に僕の方法が良いということではないですが、参考として伝えました。しかし、こういう指導は勇気がいるものですから、何らかの切り替えも難しかったようです。 ニーズにマッチするという点において、これは100%マッチとなりました。 前のページへ戻る | ||